生きてるだけで、ワーイ

鳴門煉煉(naruto_nerineri)の日記

流れ星を数えるんではなくて数えられる流れ星のひとつになりたかったのさ

 

 晴れ。4時45分頃虫に刺された指がかゆくて目覚める。緊張しながら二度寝。7時10分頃なんとか起床。野菜スープときなこトースト。

 パン屋。店長からブリオッシュに豆乳クリーム挟んだやつもらう。Mちゃんにおやつ食おうぜー、と言ってわたす。客が引いた一瞬を見計らってMちゃんとパン食べる。おいしい。そういえばMちゃんがマスク外したとこ初めて見た。びっくりドンキーに誘いたいと思った。忙しくてなかなか仕事終わらず。Mちゃんに残って手伝ってもらう。「これで煉さんちょっとは楽になるんじゃない?」と言ってくれてうれしかった。M様~、と泣きつく真似。

 18時頃店閉める。スマホフジロックの配信見ながらレジ閉め。サニーデイサービス。曽我部恵一ってこんなにおじさんなんだ、と思いながら。いいおじさん。見終えてから退勤。

 折坂悠太の『平成』聞きながら自転車漕ぐ。やたらすいすい進む感じ。夜学。

 19時頃帰宅。カツ丼。龍飛コップ1杯のんだら酔った。盆に親戚からもらったメロンのあみあみを頭にかぶる。去年は桃のあみあみ。メロンのつるを額にセロテープで貼ってる写真もあった。メロンおいしい。「金持ちの親戚」よりは「親戚の金持ち」のほうが、憎しみがこめられているような感じがしないか? 誰に言ってんだ。

 小学生の卒業文集に『将来の夢』と題して新聞記者になりたい、と書いた。なんと知的な小学6年生なのだ、と感心するが最終学歴は高卒で今はパン屋。パン屋もいいのだが物を書くことを仕事にしたい気持ちがまったくないわけではない。徳廣巌城のようになりたい、と思ったがあの人は新聞社でなく出版社(改造社)に勤めていたのだった。自分は上林暁にはなれない、そういう当たり前のことが近頃はとても新鮮な発見に感じられる。作家になりたいと思ったことはあまりない。人間ができてたら自分はそれでいいのだ。有名になりたいと20歳くらいの頃は思っていたけれど。でも出会うべき人に出会い尽くしたい。生きてるうちに。物を書くことでそれが実現するかもしれない、という希望めいたものを感じてしまうときがあるが希望というのは天気予報くらいあてにならないものだ。物を書くときは自分の意思もあてにならない。何者かによって「書かされている」感覚が自分にとっては自然だから本当のことを言えば自分なんて要らないのだ。悲観的になっているのではない。それは自分がもっとも嫌うものだ。生に闘志を燃やす方がよっぽど難しいのだからそれに挑まないでどうする。人生は短い。生命保険に加入していない。