生きてるだけで、ワーイ

鳴門煉煉(naruto_nerineri)の日記

ここで自信を買ったんで

 

 5月18日土曜日。晴れ。

 6時過ぎ目が覚める。布団の中で昨日書いた日記を読み返す。アラームが鳴り6時半起床。ほしが見た夢の話。「音楽の本を書いた、1冊2,180円の」と。自分はこのところ風呂に入らずに寝てしまう日が続き昨日もそれ。シャワー浴びる。7時半頃朝食。 消費期限が5日過ぎた牛乳をほしが流しに捨てる。冷凍していたくるみのフランスパン、卵、香勲、サラダ。八戸の6かくコーヒーの豆でいれたコーヒーおいしい。朝ドラ『虎に翼』のダイジェスト版。花岡に対して「この人何にも正しいこと言ってないじゃん」と怒るほし。洗ったシーツを干す。8時半、勤めに出るほしを見送る。ベンさんの手伝い。

 そのまま玄関前の掃き掃除。共用部分の階段まで。自分の無能さに耐えて得た金で飯を食うのはつらいことだぜ、と思いながら。

 支柱と軍手と麻紐とハサミ持って畑へ。根本さんはおらず。袋をかけていたパプリカ、ナス、トマトは昨日の暴風雨に晒されても平気だった。三浦さんに献上するための枝豆にも支柱立てる。黄色くなった葉や出始めの花を切るなど。水撒いて気持ちいい。思想なき畑がいったいどんな糧を生むというのか。

 10時過ぎ帰宅。家事とか全然やりたくないので本読む。でも床がざらざらしているのは嫌なので掃除機をかけて水拭きした。12時、椅子の上に膝を山折りにして座りAmazonプライム想田和弘監督『精神』見ながらカップうどん食べる。

 自覚できる程度の悪ならば自分の中から取り除きたい。自分は悪人だと自覚したままで生きていたくない。人格者なんてどうせなれやしないんだからせめて志すくらいはしときたい。「自分を表現する」ということがいかに退屈な行為であるか。

 14時頃車で出る。古川のわやわやの向かいにあるコインパーキングに車を停める。古本市で使用した什器を抱えて古書らせん堂へ。三浦さんに会えてうれしい。倉庫の鍵を開けてくれ、借りていた什器を返す。買取の依頼が続いており疲れている様子。倉庫の戸を開けたまま話していると、通りすがりの女性にも「本を買い取っていただけないでしょうか、10円にでも20円にでもなれば」と声をかけられていたが丁重に断っていた。店頭に出すことができずに倉庫にしまってある本でもうひとつ店を構えられそうなほど棚がおもしろい。「はなかり書店やらないか」と冗談で三浦さんが言うので「いつでも連絡待ってますよ……」とまんざらでもない感じを出しとく。「本を触っていられたらこれ以上幸せなことはないんだけどね」と三浦さん。かっこいい。外の均一で創元社の『名詩名訳』を見せてもらう。岩波書店版『星の王子さま』の翻訳は内藤濯(あろう)。『立原道造詩集』、『くるい きちがい考 / なだいなだ』、『笑い地獄 / 後藤明生』『高橋睦郎詩集』買う。帰り際、らむねくりの山田さんから三浦さんに連絡あり。三浦さんが「みんながんばってらな」と感心していた。手を振って別れる。

 そのまま歩いてSMOGへ。わたるさんに会えてうれしい。自分だと気がついてもらえなかったので「ねりねりです」と申告すると「ねりか」と言われた。ウェルカムお菓子(この店にはそういうのがある)は甘くないチョコレート。わたるさんはこのところ風の噂に苦しめられている様子だった。こんど結婚式に出るので服を見繕ってもらう。居合わせたお姉さんもいっしょに選んでくれてうれしい。ヘンリックのスカーフを巻いてもらったり、ネックレスを試したりしてたのしかった。きれいな服やそれを着ている人を見るのは好きだが自分が着たいとは思わず生きてきたので。でもここへ来ると服を着ることが楽しいと思える。黒のワンピースと靴買う。わたるさん曰く「太田くんみたいな」お菓子もらった。店の外に出てたばこを吸うわたるさんに「ねりはもっと自信持った方がいいよ」と言われる。「ここで自信を買ったんで、もう大丈夫ですよ……」と渋い顔して別れる。少し歩いたところで振り返り手を振る。

 17時頃帰宅。さっき買ったワンピースと靴をほしに見せびらかして満足。勤め先の人とテニスしに行くほしを見送る。冷蔵庫にかろうじて残っていたキャベツ、玉ねぎ、長ねぎを炒めたら乾いた回鍋肉みたいなのが出来上がった。19時過ぎほしが帰ってきて夜飯。乾いた回鍋肉みたいなの、かぶと小松菜とひき肉のあんかけみたいなのの残り、まぐろの刺身、サラダ。金麦と本搾り。酔っ払いながらもシャワー浴びて0時過ぎ就寝。