生きてるだけで、ワーイ

そんなことは無い

すいか

すいすいと泳いできてとうとう七月も尾っぽである。雨の予報はすっかりはずれ、今朝の土は乾いていたから、外に植えている野菜の苗に水を撒いた。もうじき、トマトの実が次々はじける頃で、日々、その明るさを眺めていると、あらゆるものに感謝したくなる。 …

すし

金が入つたら、寿司を食ひに行くのが通例となつてゐる。 市営バスをつかまへて街へ出る。近所のバス停から街までまつすぐ行くバスは、日にいつぽんしかないのである。ちやうど、庭に生つてゐる青いトマトのやうな色のバス。これには風情があつて良い。しかし…

珈琲ポット

黒い珈琲と、白い牛乳を、交互にのんでいる。珈琲を淹れるこつを、つかんできた。ふつうに生きていて、苦味を感じることは、そう多くないので、この黒い飲物が、恋しくなるのか。細口のポットは、洒落ている。長く使ってきたから、手垢、あぶらにまみれてる…

夕に寝る癖

窓を開け放してる うつらうつらとしている こまかい風がくる 皮膚がつめたくなる 夕なのに朝の鳥がないてる 眠って、つぎに目が覚めたとき、 まともな人間になっていたい 昼に食った天丼が、まだ腹にある ましかくの、透いた氷と思ってたのに、 溶けだしたら…

飽きたらやめる弁当

わたしといふのは、じつに絶望しやすい生き物だと、つくづく思ふ。 たとへば、昼時。べんとばこの蓋を開ければ、うれしさふつふつとこみ上げてくる。しかし。箸を忘れてきた、気がついた途端、こころはたちまち、腐つた花だ。 アー、なんと、惨めなのか! 蓋…

明日になったら、お母さんが死ぬような気がした。 夏は好きです。野菜がおいしいから。勤めを終えたあと、近くのスーパーに寄るのが大好き。野菜売り場は、本当にすてきです。だってトマトがずっしり赤い。こんなにすばらしいことが、ありますか。大葉は瑞ま…

その線は水平線

【俳句コーナー】 夏草の背丈に負くれどもhuman はつらつと花を殴りしかの薫風 すくいたし浅瀬のひかりゼリーかな

初夏を素敵に

一生懸命に生きる、こんなにも単純なことが、どうしてこんなにも難しいのだろう。 昨晩、部屋でひとり、自分のからだの形にぴったり当てはまるソファに沈みながら、炭酸の飲み物を飲んでいた。好きなCDもかけていた。すると、北向きの窓を割るような、激しい…

good job

月曜。天気はよかったのだが、お客さんの入りがいまいちで、パンが売れ残る。私の大好きな、くるみといちじくのパンや、オレンジの皮とカシューナッツのパン、くるみ入りのフランスパンなど。 店長はこのあと釣りにいくのだろう、釣り竿を片手に、店のシャッ…

匂いと記憶

この頃ひどく疲れやすい。勤めのある木曜から月曜についてはもう諦めている。休日をいかに楽しむかということに闘志を燃やす方向へシフトした。 さて、私はそんな休日のはじまりに、コーヒーを淹れるのを習慣としている。今朝は居間の机でコーヒーを片手に、…

高3の5月

弟が「高3の5月」とつぶやきながら、紙飛行機を飛ばしていた。はじめはまっすぐ飛ぶのだが、ちらちら左右に揺れながら落ちていくのがおもしろくて、ふたりで何度も飛ばしては笑った。 東バイパスのブックオフで澤田教一の写真集を買った。ページ後ろに鉛筆で…

水筒を忘れないようにしたい

木曜、職場に水筒を置き忘れてきてしまった。金曜、なんとか回収。土曜、今度は家に水筒を置き忘れて出勤。そして今日、なんとか水筒を持って出勤!そして職場に置いてきた。自分で振り返ってみてもばかばかしい。小学生の頃からこのありさまである。明日は…

自転車

風の吹くたびにばったんばったん自転車が倒れるので、それでチェーンが外れやすくなってるのだと思う。きのう夜遅く、携帯の明かりを頼りに、父にも手伝ってもらって直したのだが、かちかち妙な音。明日にでも自転車屋へ行き見てもらうよう父から勧められる。…

カキフライで咽せた

日記たるものやはり起床と就寝の時刻そして天候くらいはまともに記しとくべきなのか。 5月12日火曜日曇り時々晴れ。6時頃起床、体操して朝食。潰したじゃがいものパン。コーヒー2杯飲んだのち紀田順一郎『日記の虚実』読み、支度して家を出る。 国道出ておつ…

今朝、本に挟まってた新刊案内の、さらにその中に、栞が挟まってるのを見つけた。一面に、薔薇の花や葉が密に描かれていて、薄緑色の栞紐がついてる。素敵だと思った。一生大切にしようと思った。 勤め先は賑わってる。ありがたいこと。まだ空が明るいうちに…

猫の速さ

猫の歩く速さというよりは、猫の速さと言ったほうがしっくりくるのだ。友達と別れるのがつらい。ぺたぺた歩き。窓辺にも猫。昼間、ラジオで『さよなら人類』が流れたことと、十日ぶりに見た銀杏の木に青い葉が茂ってたのが印象的な一日だった。

明日から青春

癇癪起こした。給料が振り込まれてなかった。ちくしょう、ちくしょう!まあこんなご時世だし、それに、しばらく休んでたし、まあこんなこともあるよなあ、ああ、京都、行きたいなあ、と思った。 今日、コーヒーのカップを持つ手が震えてしまって、参った。ま…

苺ウイスキー

今朝、いつもより1時間遅く目を覚ました。 なんとか布団からは出たけれど、習慣である体操もしなかったし朝食もとらなかった。卓の上に放ってあった朝刊も読まなかった。 自室の棚の好きな本を並べてる中から歌集『やがて秋茄子へと到る / 堂園昌彦』を選ん…

生存戦略 / 都度振り返る

ふと、バトルロイヤルゲームをやってみたい、と思った。ほんと、沸騰した湯に白玉が浮いてくるみたいな思いつきだった。 実際にプレイしてみると、物語性が無いところがいいと思った。「いい」というのは「楽だから」ということなのだが、かといって、まった…

誰の網膜

そういえば、わたしの通ってた高校は進学校でなかったのだが、同じクラスに哲学を学びたくて千葉大を受験した子がひとりだけいた。彼女はエヴァが好きだと言っていた。地が萌え声だった。わたしと彼女は別に友達でもなんでもなかったが、なぜかふいに思い出…

もう半分

書肆侃侃房の文学ムック『ことばと vol.1』の又吉直樹・柴田聡子・佐々木敦の対談を読んだ。 柴田 やっぱりどこか無責任でいたい。共感とはもう絶対に闘っていこうって思っていたから。絶対共感には頼らないぞ、わたしもあんたも勝手に自分で頑張るんだよ、…

半分

昨晩わたしは考えた。こんなみっともない気持ちを紛らわすための方法について。喉がかわいたので、家から二番目に近い場所にある、百円の自販機まで歩いた。途中で煙草の自販機もあり、吸うならば今だ!と確信したのだが、ライターを持ってない。こういう、…

明日からはいい加減外に出ようと思う

明日からはいい加減外に出ようと思う。この連休中、家族以外の誰とも話してないが、家族とも話しづらくなってきた。「自分の機嫌くらい」ということを言ったら、空気がぴりぴり張り詰めてしまった。まあどうでもいい。母に叱られるのが面倒なので、散歩もし…

友情のために努力している

長い休み。毎日決まってやることはあるが、それをここに書き連ねる、という気がどうも起きない。それをやっている間、感じること、おもうことがとくにないからだ。で、そういう怠惰のことなんかが、いちばんどうでもいいことだ。日記とか、日常とかいうのは…

新芽撫づる手の厚きを見ゆ

今日あったことを1,000文字くらい淡々と書いたところで退屈になり、やめた。こうやって、何も感じなくなるのだろうという、浅はかな危機感だけが残った。詩の残滓みたいな日記だけがあり、詩はない。どこにもない。幽霊を、あまり信じていない。虚偽のヘウレ…

車窓、こころ

わたしも、飽きるということは、ない。 日がなかなか落ちず、じれったい、もどかしい、焦燥、それらの、塵のようにこまやかな意味の差異をすべて含むような、終着駅に近づいている電車のような、のろまな夕方。そうだな、塵があるから光がみえる。桃色に染ま…

サンライト

十六時頃。西日のあたる床を見ていたら、「自分には、これしかないのだ」と、つよく感ぜられた。高揚した。けれど、同時に、この心情を言いあらわす、具体的な言葉が見当たらない、ともおもった。 (人の前では戯けて、何も考えてないというふうな態度。「こ…

猛省、一生懸命

きのう、継続こそ日記の醍醐味、と書いた。しかしそれは、のちのち振り返っておもうこと。猛省。いまは、今日感じたことを書きとめる、それだけに注力。努力。書きたい。コツ、のようなものを得た気分。誰にも教えない。好きな人にこそ、いじわるをしたくな…

なんとか乗り越えたい

今日で、三日目。坊主の日。なんとか乗り越えたい。継続こそが、日記の醍醐味と、心得ている。いや、ちがうな。頭ではわかってるんだが。あんまり、急いでない。十年後くらいでいい。 こないだ、染髪した。高校生以来の黒髪。評判は、散々。自分でも、いいと…

尻を焼きながら書いてみることにした

きのう、日記に恥ずかしいことを書いた。きょう一日中、それが気がかりだった。にあわぬ洋服を着て、街に出るような恥ずかしさ。ハイヒール、品のよいワンピースなど。あれは、わたしに似合わない。きのう、しっかり、机に向かって書いたのだ。それがいけな…