生きてるだけで、ワーイ

鳴門煉煉(naruto_nerineri)の日記

ちくわに何も詰まってない日

 

 7月16日土曜日。

 仕事。運転中、「きゃ〜」と両手で目を覆い隠しながらも国道で華麗に車線変更する金子さん。というのは嘘だが。

 17時過ぎ終えて駅前広場へ出る。昼間の雨はやんでいた。ラベンダーが植わっている花壇に沿った曲線状のベンチに腰掛けるほしさん。こちらに気がついて立ち上がる。

 最近「古川グルメ・ファッション通り」という名が公募でつけられた通りを抜けて八甲通りへ。国道を渡って17時40分頃もぐらやへ。熊谷さん。こないだは遅刻したくせに今回は早く着き過ぎたので本当に申し訳ない。生ビールで乾杯する。うまい。席に着いただけなのにゴーヤチャンプル、サバ缶と大葉のポテサラ、つくね串、ウインナー串、塩だれのきゅうりのたたきが出てきた。予約した人には500円ぶんの料理をサービス、と聞いてはいたが明らかに500円ぶんどころの騒ぎではない。うまい。ちくわ天とスパイスカレー。うまい。今日はちくわに何も詰まってない日だったがうまい。古典レモンサワー、リアルゴールドハイ、ほしさんはハイボール2杯か3杯。うまい。腹がはちきれてしまったので会計してもらう。アコースティックのトラベルギター。

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 19時過ぎ出る。国道へ出、八甲通りを海手に進む。安方のローソンでペットボトルの水、ほしさんはハイボール買ってアスパムの裏へ。西の空にわずかだが明るさが残っている。東側からねぶたの囃子が聞こえてくる。長い棒が揺れるのが見える。船着き場にちょうど船が戻ってきたところだった。雨上がりで特別潮風が冷たいので座っていられず歩きはじめる。ベイブリッジの下、ワラッセの駐車場で風を避けて暖をとろうとしたがやはり歩くのがよくてすぐに発つ。

 駅前の観光案内所に寄る。高速バスを待つ人らに見られないよう、そっとごみ箱に缶を捨てるほしさん。青森駅の東西自由通路を抜けて西口へ出る。整備が進んで駐輪場が完成していた。青森マリーナのベンチに腰掛け、ひらがな四文字の名(わすれた)がついた船を眺めながらしばらく話す。背後でねぶた囃子の練習が行われていたがやがて解散した。ベイブリッジ下の公園でパンダを見、「ヘルスビート」と名付けられた筋力トレーニング用の器具にぶら下がるほしさんを見、北大ベイブリッジの神々しいネオンが水溜りに落ちているのを見、いつまでも外壁工事の終わらない団地を見、数ヶ月前に起きた大規模な火災の跡地を見る。

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 西口に戻り、あすなろ橋のそばで別れる。楽しかった。線路沿いを歩いていると、青森駅方向に回送列車がやってきたので「ぱっぱぱらっぱ」と口ずさむ。酔った帰りしか来ない、でおなじみ千刈のローソンへ。男梅サワーを買おうとしたら小・中・高と同級生であるM(あだ名がほとんど本名なので伏せた)がいたが互いに交わす言葉も感情もべつにない。22時過ぎ帰宅。