生きてるだけで、ワーイ

鳴門煉煉(naruto_nerineri)の日記

大雨警報

 

 7月5日火曜日。大雨警報。

 電話番。同じことを5回聞かれたので5回答えたら5回目で「そんなことわかってるんだよ!」と怒鳴られた。

 昼、アウガの5階へ。以前駅前公園のベンチで話したUさんが朝日新聞を広げて読んでいたので声をかける。「まぁ、ここにお座りください」東京の知人らと交歓して気分が晴れたと。本が売れないなら売れる本を作ればいいと思ったが売れる本を書けるかと問われたらそうでもない。10分ほど話して別れる。

 勤めを終えて外へ出ると晴れ。新町通りを歩いていると、さくら野前で参政党の人がマスクを着用せずにビラを配っていた。マスク着用の有無に過剰に反応するのも嫌だが参政党のそれは明らかに感じのいいものではなかったので無視。

 古書らせん堂へ。三浦さんに会えてうれしい。棚が外に出ていた。傘立てには水色の傘。『ユリイカ  特集ベル・エポック』『現代伝奇集 / 大江健三郎』岩波現代選書それぞれ300円で買う。山女日記。

 かつて鎌倉にあったという「棟方板画館」の絵葉書をいただく。とてもうれしい。生前はアトリエとして公開され、スコさんの死後「棟方版画美術館」に名前を変えた。その後さらに青森市松原にある「棟方志功記念館」と合併し閉館、現在は「棟方版画美術館跡」となっているそう。こうしてこのまま記念館も閉じていくというのか。文化が消滅したあとの世界に生きていたくない。から、消滅させない、だなんて自分はそんな軽率に大仰な理由を吐いて文章を書くことはできないと思う。

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 貴重な品。ずっと大切にする。

 西野自転車店で後輪のブレーキ直してもらってから帰宅。居間のテレビが壊れたらしく、新しいものになっていた。窓を開け、Uさんにメールを書いて送った。