6月15日水曜日。
いつか文章で食えるようになりたいとか言ってる自分を見失いたくない、第4期まである住民税の納付書ごときによって。
勤めを終えて外に出ると雨。ほしさんに連絡。職場で余ってる傘を持ってきてくれた。改札で別れ、借りた傘をさして歩いて帰る。自転車は未だ放置自転車の撤去がなされない駐輪場に置いてきた。Thinking Out Loud。
私以外の誰も私の尊厳を侵すことはできない。私という存在は、他者という存在によって成り立ちはするけれども、他者によって私が傷つけられるということはない。たとえば私は、預金口座の残高から16,000円を住民税の納付によって失うが、それは私自身を失うこととは全く別の話だ。私が失うのは16,000円であり、私自身ではない。私はこの住民税の支払いによって人間としての根源的な一切を失わない…………。
