生きてるだけで、ワーイ

鳴門煉煉(naruto_nerineri)の日記

我に返るスキマを埋めろ

 

 晴れ。パン屋休み。早朝、ふさえさんがインスタライブをしていたらしく、アーカイブが残っていたので見る。空気さなぎ、とてもよかった。途中何度かふさえさんの上空を過ぎる飛行機。

 洗濯。誰かさんのおかげで服がティッシュまみれになっていた。けっこう心にくる。いらだつも、思い直しながら干す。

 弟が帰宅。ペヤング社員がおいしいと思う辛さのペヤング。弟が残したのをもらって食べる。自分はこれを辛くておいしいと感じる舌を持ち合わせているのでどうかペヤング社員にしていただけないだろうか。どら焼き(とてもおいしい)も食べる。

 16時過ぎ歩いて出る。シネマディクトの前を通りポスター見てから古書らせん堂へ。三浦さんに会えてうれしい。雑誌の付録の、ミッフィーちゃんの箱をいただく。『文章の話 / 里見弴』岩波文庫、『安東次男詩集』現代詩文庫買う。三浦さんの誕生日が近づいている。

 17時過ぎラビナへ。2階にあるスタバの前の椅子で『文章の話』読む。「むずかしさのやさしさを知ることはやさしい」。

 17時40分頃4階のさわや書店へ。レコード。自分の向かいにいた人がトントントントン、と人差し指でワゴンを叩いてるのでイヤホン外してそちらを見る。「レコード好きなんですか」と尋ねられ「や、そういうわけではないっす」と答える。山下達郎。すこし話して別れる。

 18時駅前でHさんと落ち合う。青森市の地理を確認しながら歩いてもぐらやへ。古典レモンサワー、ビール、八仙。おでん、オニスラやっこ、もつ煮、カマスの梅しそ揚げ、フライ盛り。田我流。人生がデジャヴばっかりで困る話。記憶というのは、自分を俯瞰して見ている自分という存在、なのか。

 「まだこんな時間か〜」と言ってから(これを言いたかった)20時頃出る。「県庁通り」だと思っていた道の名前は「八甲通り」だった。

 新町通りまで出、安方のローソンで本搾り、トリスのレモンハイ、夜風のトニック買い、飲みながら歩く。青森港国際クルーズターミナルの駐車場で雲がかかった星空を見る。自分は東の空に流れ星を見た。港ぐらしの黒猫。

 ベイ・プロムナードという名前らしい道をまっすぐ。その果てにある青森港北防波堤西灯台。べつに心が荒んでるのではないが、夜の黒い海を見ると落ち着く。かつては真白で無機質でそれでいて強い思想を持っていそうだった灯台には、ポップな塗装が施されていた。悲しい。酔ってるのと暗いのとで写真がぶれた。ここは21時で閉鎖されるので戻る。名探偵煉の名推理でHさんの生まれた月を当てた。お互いの名前を讃え合い親に感謝する。

f:id:gmkss:20211104140826j:image

 アスパム裏の東家へ。さっき歩いた灯台への道が光ってるのを見ながら飲む。自分が空けた缶を灰皿にするHさん。レモンハイもらう。青葉市子。初恋の嵐。我に返るスキマを埋めろ。ベイ・プロムナードの消灯。

 無理を言って電車を1本遅らせてもらう。商工会議所下のセブンイレブンへ。コーヒー。手元が狂う。国際ホテルのそばにある喫煙所。

 22時頃駅へ。西口へ伸びる長い通路をなんとなく歩き、改札の近くで写真撮り合って別れる。楽しかった。23時頃帰宅。