生きてるだけで、ワーイ

鳴門煉煉(naruto_nerineri)の日記

うらみち

 

 晴れ。パン屋休み。気分おちこむ。9時頃ようやく布団から出て支度する。

 11時頃自転車で出る。シネマディクトへ。お腹空きそうだったので自販機で炭酸が強そうなメロンソーダ買って飲む。11時35分から『いとみち』見る。先月アムゼで見たので今日で2回目。1回目もよかったのだが、2回目の方がより楽しめた。終演後、横浜聡子監督が登場し、監督とシネマディクト館主の谷田氏による『いとみちのうらみち』。監督にとって津軽とは、という質問に対して言葉を詰まらせる姿が印象的だった。「よく聞かれる質問だがいつもうまく答えられない。津軽は自分の内側にあって、もはや俯瞰することができない」トークイベントは30分ほどで終了。出ると廊下に監督が立っていた。話せてうれしかった。

 14時頃出る。エスニック雑貨と服の店Punya。1階の店舗には誰もおらず、恐る恐る2階へ。階段がかなりきしむ。たくさんのサンダルと襖の向こうから談笑する声。日当たりのいい畳の上で小さな女の子が眠っていた。そっと階段を降りて店を出る。イラストレーターの齋藤さち子さんに連絡する。

 古書らせん堂へ。「暇だ〜」と三浦さん。『無知の涙 / 永山則夫河出文庫買う。きのう弘前から帰る際、電車に乗る時間と駅を間違えたことを話したら呆れられた。また、リュックにつけているリサのぬいぐるみが汚れていることを指摘されてしまう。中学生の頃に買ってもらってから1回しか洗濯していない。

 齋藤さんから返信あり、もう一度Punyaへ。引き戸を開けると齋藤さんがレジのそばに立っていた。昨年末に会って以来。とてもうれしい。自分は椅子に座らせてもらって話す。東京での個展を終えたばかりで疲れているにも関わらず、こちらのことを気にかけてくれてありがたい。齋藤さんがつけてた石の首飾り(ネックレスというのか、ペンダントというのか)みたいなの欲しかったが手持ちなくて買えず。2階のにぎやかなのが気になる。ヘナタトゥーやら飲み物やら誘ってもらったが断ってしまった。いい大人が情けない。自分は尖ってるのでも何でもない。近いうちに寺山修司記念館へ遊びに行く約束して別れる。

 悲しくても腹は減るので駅前の立ち食いそば屋へ。奮発してとろろそば420円。おいしい。店の人も休憩時間らしく、蕎麦をすする音が向こうから聞こえてきてよかった。

 久しぶりに市民図書館へ。7階。冷房が強く、黙って座っていられないほど寒い。『角川短歌』は置いてあったが『短歌研究』『現代短歌』はなかった。タウン誌の『弘前』読む。ふさえさんの連載が今号で最終回。

 1階に降りるエレベーターでおなら出そうだったがこらえる。出て、出す。

 17時過ぎ、ハッピードラッグに寄ってポテトチップスとグリーンラベル買ってから帰宅。オリンピック見ながら食べて飲む。

 夜、りんご娘のミュージックビデオをYouTubeで見る。「JAWAMEGI NIGHT!!」「Kimi-Dake」「JET GIRL」「Ringo star」「Ringo disco」など、挙げればきりがない。どれもすごくいい。

 火曜にフィッシュマンズの映画を見に仙台へ行くつもりだったが、9月から八戸で公開される模様。悩む。