晴れ。
パン屋。新しいパートのSさん。どんな話をすべきか考えているうちに時間が過ぎていった。
自分のことを「競輪選手」と呼んでくるおじいちゃん。首に湿布を貼っていたので、首どうしたんですかと尋ねると「奥さんと…熱い抱擁をね……」と言った。
18時15分頃、店長に言いたいことを言って先に帰る。すっきりするかと思ったがそんなことは全くなく、言わないほうがよかったかもしれない、と思った。ただ、言わずにいることが正しいとも思えなかった。自分が店を辞めることがいちばん正しいのだということは確かにわかった。
18時40分頃新町のドトールへ。ブレンドのM、かぼちゃのタルト。気持ち晴れないまま20時頃まで過ごす。
20時15分頃帰宅。姉。久しぶりに家族5人揃って話して楽しかった。生きてるだけで、と自分は思わない。永遠に持続しないものを永遠に持続させたい。自分にとって生きることはただ生きているだけでは足りない。