生きてるだけで、ワーイ

鳴門煉煉(naruto_nerineri)の日記

13

 

 晴れ。パン屋休み。アパートで6時頃起床。朝は東向きの窓から光が入ってくるのでよい。布団の中で昨日の日記書く。ゆうべの惨劇のせいで寝癖ひどく。給湯器直ったべかと思い、1分間だけシャワーのお湯出して髪を濡らす。やはりだめだった。ガスコンロもガスの臭いだけが充満して点火せず。窓を開ける。さすがに腹が立つ。管理会社にガスコンロも給湯器もエアコンも使用できない旨連絡する。ついでに無印良品にも電話して割れて届いた鏡を交換してもらうよう電話する。郵便届いたので見ると保証会社から家賃支払いの催促の手紙。4、5月分の家賃は契約時に支払ったはずだが。納付期限が昨日になっており、電話もしつこくかかってくるので郵便局へ行き振り込む。なにがなんだか。

 ひたすらつかれる。12時頃出、国道歩いて実家へ。ウォルトとかいう、ウーバーイーツみたいなデリバリーサービスの青い人4人とすれ違う。いま自転車で颯爽と駆け抜ける彼らの「かつてウーバーイーツに憧れていた時間」のようなものを想像してしまいなんか恥ずかしい。

 途中、青い森公園に寄る。荒んだ心には花が咲いて鳥が鳴いているということがありがたい。枝垂れ桜の下で話し込む女性2人。鳩に食パンやる人。ちぎってやるのではなくて1枚そのまま放り投げていた。そこへ群がる鳩たちと鳩にパンを与えることで満たされる気持ち、ふたつは通ってないと思うがそれでいいのか?と思う。まあ余計なお世話か。レンギョウの花を見るたび漫画『あたしンち』を思い出し、ひとつ摘んで回してしまう。(https://twitter.com/atashinchi_new/status/1116106121079607303?s=20)

 デイリーヤマザキへ。生パン粉100円。イートインコーナーに「市内コロナウイルス蔓延の為、当面の間使用中止」と手書きされた紙。蔓、と思う。

 「まじやばーい」という歌詞のヒップホップみたいなのをスマホから鳴らしながら二人乗りする若い男性。

 久須志神社そばのお惣菜屋はなわらび」へ。焼きそば、たけのこの五目和え、ばっけみそ買う。「青森で二番目に美味しいなんばんみそ」という張り紙がいつも気になっていたのだが、間違えてばっけみそ(ふきのとうを使った味噌)を買ってしまった(なんばんみそは青唐辛子を使った辛い味噌)。まーどちらもうまいのでよし。

 13時半頃帰宅。アパートの設備がまったく使えないことを母と叔母と祖母にぐちぐち言い同情してもらう。ソファーに座りさっき買った焼きそばとたけのこの五目和え食べる。おいしい。

 昼食食べ終え『相棒』の再放送を横目に管理会社に電話。今朝送信したメールは読まれていなかったよう。「あーはいはいはいはい、なるほどなるほどなるほど」を連呼する担当者にいらだつ。17時から業者立ち会いのもと確認すると。続けてガス会社からも電話くる。エラー表示に「13」という数字が出たことを伝えると「13ですか…」と深刻そうに言うのはよかった。

 16時頃実家を出る。母が冷やしわかめラーメンと鍋焼きうどんくれた。私はありがたいけどお母さんのお金が無くなるよ、と言ったら微笑していた。明日から雨の予報なので傘を持って行くよう言われる。リュックにビニール傘突っ込んでもらい自転車で出る。

 また国道。電話しながら蛇行する自転車の女性にもいらいらする。国道に面している母の実家に自転車預け、歩いてアパートへ。谷川由里子『サワーマッシュ』読みながら待つ。おもしろい。

 ガス会社の人3人来る。非常に信頼できる作業着姿の男性が給湯器を分解するのを見る。20年以上前のものなので新しいものと交換します、とのことだった。自分とだいたい同い年か。交換されたくなさすぎる、と思いながら座って『サワーマッシュ』読み続ける。ガスコンロもガスストーブも交換してもらった。遅れて管理会社の人も来る。この人は何しに来たのかよくわからない。帰ろうとするのを引き止めて家賃の支払いについて尋ねる。やはり二重に請求がされているとのこと。管理会社を謳っていながらいったい何の管理ができているというのか。適当に仕事してんなよ、と言いたくなるほど。いい加減にしてほしい。とはいえ面倒事が片付いたのでよかった。

 新しいガスコンロを使ってアルミ鍋に湯を沸かし、母からもらった冷やしわかめラーメン茹でて食べる。なんて寂しいのか。まあいずれ寂しさすら感じない速度で生きるだろう。シャワー浴びて寝る。