生きてるだけで、ワーイ

鳴門煉煉(naruto_nerineri)の日記

コーポ白樺

 

 晴れ。シャワー浴びてたら浴室の天井にシール貼ってあるのを見つける。「検査済 H3.10.16」とあり。平成3年って30年前。部屋に備え付けの換気扇も一日中つけたままでいるがこれもおそらく20年は前のものだろう、部屋の空気は常に重たく、この頃は胸のあたりや喉がつらくなってきた。もう無理。椅子を寄せたら虫の死骸が落ちていた。トイレに流す。

 部屋にいたくないので早めに出、平和公園へ。開きすぎたチューリップ。花壇の前の日当たりのいいベンチに座り飯島耕一詩集読んでからパン屋。今日もお客さんから自転車のこと言われる。「パンと共に愛されているんだよ」と。うれしい。

 終え、ハッピードラッグで芳香剤買って帰宅。この暮らしぶりでは腹も減らない。契約書広げながら父に電話する。エアコンの交換も家賃の不当な請求も、連休に入る前から対応をお願いしているがまだ返事は無い。これ以上ここの大家と管理会社と保証会社と関係を持ちたくないので、解約したい旨を明日管理会社へ連絡すると父に告げる。父には保証人になってもらっているので迷惑はかけたくない。穏便に済ませるから、と父に言ったが迷惑被ってるのは貸主側でなくこちらのほう。コーポ白樺、という名前に惹かれ入居を決めたのだがこのままでは志賀直哉に合わせる顔がない。白樺に住むのではなく、いついかなる時も自分こそが白樺にならなければいけないのだと思う。