生きてるだけで、ワーイ

鳴門煉煉(naruto_nerineri)の日記

あたらしい家の古い鍵

 

 晴れ。パン屋休み。8時半頃自転車で家を出る。昨夜20時過ぎ「直前の確認で申し訳ありませんが、明日の時間と集合場所を教えていただけないでしょうか」とメールあり。こんな遅くまで仕事してるのかと思いながらも容赦なく「明日朝9時現地集合でお願いしておりました」と返信。事前に伝えていたこととはいえ、なんか申し訳ない。9時頃アパートの前で眠そうな不動産屋の人と合流。部屋の鍵をもらう。

 いったん家に戻り洗濯。すっかり忘れていたガスの契約。ガス会社に電話して来週開栓に立ち合うことにする。叔母に1時間ほど遅くなる旨伝えて了解を得、11時半頃再び自転車で出る。

 少し時間あるので誠信堂書店へ。日本文学全集徳田秋声集と『芋たこ長電話/田辺聖子』文春文庫買う。150円。机の上の薄焼ビスケット気になる。

 アパートには駐輪場が無いのでとりあえず2階の自室に担いで持っていくことにしたが、階段が急勾配であることと自転車のタイヤがでかいことが災いして苦痛。なんとか持ってきたが狭い玄関の壁を擦り大きな音を立ててしまった。隣は空き部屋だと思っていたのだが、隣の部屋の玄関のドアが開く音。特に声をかけられるということもなかったが。

 12時頃叔母が来る。イートファンのパンとビージーコーヒーのコーヒーとカフェラテ持ってきてくれた。テーブルとかないので、いちおう水拭きした床に座り、エコバッグの上にパン広げて食べる。ベーコンエピ、クロックムッシュ、クイニーアマン、クリームコロネ、フレンチトースト。おいしい。今自分がパン屋で働くようになったのはパン好きの叔母の影響。皿好きでもある叔母は昨年の今頃、10万円もらったときに8千円の皿を買ったらしい。皿とパンの写真を見せてもらう。山崎春のパン祭りで白い皿を4枚もらって喜んでいる母とは姉妹でありながら大違い。皿格差。

 14時頃業者さん来る。冷蔵庫、洗濯機、電子レンジを搬入、設置してもらう。一気に家らしくなった。

 予定より早く終わったのでアパートを出、叔母と自転車で堤川沿いへ。桜を見に行く。花は強い海風に耐えながら揺れている。石森橋のあたりで折り返し、国道へ向かって走ると遠くに見える山がうつくしく、とても気持ちがいい。松原にある名もなき公園(寂れているが自分は好き)を通り抜け、生協あじさい館の敷地内にある和田コーヒーでコーヒー飲もうかと思ったがやっておらず。その隣にあるうまい餅屋もやってない。たい焼き屋はやってたので桜あんのたい焼きひとつ買い、国道堤町の交差点で叔母と別れる。

 シネマディクトへ。岨手由貴子監督『あのこは貴族』。16時10分からの回はレイトショーで1200円。よかった。登場人物が聡明な人ばかりだったので見ていられたが。

 18時半過ぎ実家へ。島らっきょうとアジの天ぷら。部屋片付ける。