生きてるだけで、ワーイ

鳴門煉煉(naruto_nerineri)の日記

はつなつのかぜとなりたや

 

 2月12日日曜日。休み。

 ほしさんの実家のある浪岡へ米をもらいに行くも家へ着くと誰もおらず。暖炉の火にあたっていると、帰ってきたほしさんの弟に「こんばんは」と声をかけられた。ほしさんのお母さんがボウルを使ってせっせと米袋から米袋へ米を移す。ほしさんのお母さんと話している途中に腹が鳴った。床にコロコロをかけるほし父。スミノフもらう。

 腹を黙らせるためマルミ(看板には大きくサンライズ食堂とあるがマルミ、と呼ぶらしい)で昼食。あっさりラーメンおいしい。混んでいた。

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 杉沢にあるほしさんのおばあちゃんの家へ。私の母親の実家(祖父が鍼灸院を営んでいた)と似た匂いがする。仏壇に線香を上げる。亡くなったおじいちゃんの写真がとてもよくて、そう伝えたら「いい笑顔だっきゃ」とおばあちゃんが言った。渋川せんべいの胡麻新月を箱でもらう。玄関先で「くさかんむりでないアカネちゃんね」と言ってもらってうれしかった。

 夕飯の買い物を済ませて帰宅。ふたりして笑点を見ながら餃子を包んだ。

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 2月14日火曜日。

 朝「今日はお酒飲まないんで!」と言って出ていくほしさん。それなりに激しい勤めを終えて帰宅。どう考えてもこれから夕飯の支度をするのは絶望的だ、ぜつぼーてき、と思いながら車で出、国道のデイリーのそばでほしさんを拾う。「今日はもう遅いので、友楽で」と言ってくれ、運転を交代して古川の友楽へ。からあげ食べたいのを我慢した。自分は麻婆飯、ほしさんは広東麺。うまい、熱くて。

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 (あえて縦に長い、いかにもスマホで撮った感のあるこの構図が、この写真においては大切と思う)

 旭町のマエダストアで酒やつまみを買って帰宅。食って飲んで寝る。

 

 2月17日金曜日。

 19時過ぎ勤めを終える。大きな仕事を終えたほしさんから「課の人たちと飲んでくる」と連絡あり。このような時、自分は家で飲まずにつまみでも用意しながら連絡を待ち、車で迎えに行くのが筋なんだろうな、と思いながらひとりもぐらやへ。信号を渡ろうとしたところでかれんちゃんから着信があり「今すぐ3チャン点けて!」。『発見!あおもり深世界』で棟方志功の特集をやってる、と。国道沿いに設置されてある巨大モニタで所ジョージのCMとかどうでもいいからスコさんを映してくれよ、と思う。

 暖簾押して熊谷さん。ビールと菜の花の天ぷら。うどの天ぷらもつけてくれた。とてもおいしい。山に入ってうど採ってきます、と言ったら「産直で買ったほうがいいよ」とたしなめられた。

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 ビールをもう一杯と卵焼き。なつはぜ、というカシスみたいな実を使った果実酒。はつなつのかぜとなりたや、と思いながら飲む。去年の9月、八戸で行われたブックフェスで、文庫で出てる川上澄生全集のうちの一冊を100円で買おうとしたら全部くれたおばさんとなりたや。ほしへのお土産にからあげ。熊谷さんが大盛りにしてくれた。鉄は熱いうちに打て、からあげは熱いうちに食え、つってな、とお土産のからあげをひとつ食べる。とてもおいしい。21時過ぎ手を振って出る。

 酔った。国道へ出、デイリーヤマザキで何かしらの酒とハーゲンダッツのチョコレート味を買って帰宅。シャワーを浴びて出ると22時過ぎにほしさんが帰ってくる。買ってきたからあげをおいしそうに食べてから寝た。自分は明日の朝食にツナサラダ作ってから寝る。

 

 2月18日土曜日。

 昨日のツナサラダを食パンに乗せチーズとトマトといっしょにトーストしたやつ。10時過ぎ車で出、アスパムへ。やたら混んでいると思ったら飲食と工芸の催しをやっていた。祭りの雰囲気の中を駆け抜けて3階のハローワークへ。4月からの勤め先の相談。担当してくれた人がやさしかった、ピ~ス。終えて少し気分晴れる。3階なのにわざわざエレベーター使って灯台と海のある景色を眺めつつ落下するのが好きで。出店で鶏チャーシュー200円で買って出る。

 大野のユニバースで昼食のラーメンの材料買って帰宅。ほしさんが麺を茹で野菜を炒めてくれた。ニトリで買ったラーメン丼(縁に龍の絵がついてるから余計にうまそうに見える)に盛って食べる。38円で買ったタンメンのスープ。とてもおいしい。土曜の昼は出川哲郎が原付に乗って充電しながら日本中を旅してる姿の再放送を見ながら飯を食う。最終回の再放送は、無いが。

 14時頃家のチャイムが鳴って出る。現れたかれんちゃんにほしさんが「こんばんは」と言った。弟と同じだ、と思ってやや感動。かれんちゃんがちいかわのチョコを持ってきてくれた。きのう酔っぱらって買ったアイスをいっしょに食べる。会って話ができてとてもうれしかった。これから勤めへ出るかれんちゃんを見送る。

 

 2月19日日曜日。

 朝食にツナサラダとたまごサラダのサンドイッチ。

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 10時過ぎ車で出る。道を教えてもらいながら浪岡へ。サンデーでごみ箱買い、道を教えてもらいながら弘前へ。真っ直ぐ来た道をリコーとかの工場がある方へ折れる。途中、ハードオフに寄る。消滅したと思っていたウイング(スイミングスクール)は健在だった。ランドビーンへ。先月、弘前の個人商店が合同でやってる企画に参加した。まわりみち文庫、加藤酒店、ランドビーンでそれぞれ3,000円以上の買い物をし、応募して当たった、ランドビーンで使える5,000円分の商品券。あれがほしいこれもほしいとか言いながら猫背の花瓶とカゴを買った。城東のブックオフへ。講談社『人類の知的遺産』シリーズの「ヘレニズムの思想家」「ベルクソン」それぞれ220円、弘前大学出版会から出てる論集『戦うことに意味はあるのか』を1600円で買う。ヘレニズム~のほうはマルクス・アウレリウスに関する新しい何かを求めて買ったのだが『自省録』の引用しか載っておらず。藤崎の道の駅でじゃがいも、日本食研の回鍋肉のタレ、焼きそば、からあげ買う。車で焼きそばとからあげ食べる。帰りは浪岡のビッグに寄って買い物。トマトが安い、どういうことだ。買う。ビッグ、品ぞろえがよくおもしろい。ダイソーオリーブの木のための支柱買う。

 帰宅。夜はカブセンターの白いワゴンから買った安いせりの鍋、藤崎で買ったじゃがいものフライ、日本食研のタレを使った回鍋肉、キューピーのCMに影響を受けた、野菜に焼いた肉をのせてドレッシングをかけて食べるサラダ。に、コープの野菜ドレッシングをかけた。

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 やはり毎日書かなくては鈍る。

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もつけ

 

 2月11日土曜日。

 朝・食にツナ・サラダのトースト・サン・ド・イッチ。ほしさんが作ってくれたおいしいやつ。

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 車で送ってもらって仕事へ。弁当はほしさんが作ってくれたうどんに牛丼の具と卵を混ぜたおいしいやつ。

 17時過ぎ終える。17時半頃ねぶたの家ワ・ラッセ西の広場へ。あちこちで焚かれた火の、燻されたような匂いが一帯に広がる。海を埋め立てて作られた駅前の人工砂浜を散歩する。雪と砂と水の境目。

 ほしさんと合流。ほしさんの職場の同僚に挨拶する。「お幸せに!」と言ってもらった。「もつけ祭」という、男がふんどしで雪上綱引きをする祭を見物。もつけというのは津軽弁で「お調子者」という意味らしい。

 自分が4、5歳くらいの頃に遊んでいたアンパンマンのあいうえお教室というおもちゃ。文字を入力するとアンパンマンが発音してくれるのだが、伯母が必ず「も・つ・け・あ・か・ね」と入力するのでいつもアンパンマンにお前はもつけだと罵られていた。

 司会者の標準語が白々しく聞こえて気になる。綱が擦れて赤くなっている男たちの肌や上がる白い息。ほしさんの職場の仲間が敗退したのを見届け、悔しさで舌を噛みちぎりそうになりながら出る。来年はほしさんも出るらしい。

 スーパーふじわらへ。水菜88円は売り切れており私たちの涙で床が濡れた。ねぎ塩味とキムチ味の豚バラ肉、味噌味のホルモン、エリンギ、半額のおでん買う。

 帰宅。夕飯の支度。焼いた野菜、焼いた肉、焼いた魚、半額のおでん。閉店間近のふじわらで買った味付き肉は塩気が強かった。グリーンラベルとタカラの焼酎ハイボールのシークワーサー。

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コープ

 

 2月10日金曜日。

 そういやまさか中華料理屋でルッキズムに晒されるとは思ってもみなかったな、と思い返していた。

 朝、ほしさんよりも早く家を出たのに旭町の地下道で一生懸命に鼻水をかんでいたら古川へ出たところで追い越された。源ちゃんラーメンとこの信号で追いついたがまた引き離された。

 16時過ぎ勤めを終える。さくら野百貨店の6階でバレンタインチョコレートの催事。三浦さんとかれんちゃんに渡すチョコを見繕う。ほしさんは甘いものを好んで食べないのでなし。ほとんどが売り切れておりかなしい。チョコレートは菓子の類でいちばん好きだ。

 古書らせん堂へ。三浦さんにグートロンの利き酒ショコラを渡す。ボンボンショコラへの憧憬。ウイスキーをうまいと思ったことが無い。社会的距離、を保って話す。鰯の頭も信心から。これは私が小学生のころ非常に熱心に読んだ『ちびまる子ちゃんのことわざ教室』には載ってなかったと思う。3月4日にもぐらやで行われる友部正人さんのライブの予約をした。

 控えめに別れの挨拶をして出る。帰宅し、車でほしさんを迎えに行く。浪館通りをスーパーふじわらの角で折れ、金沢小学校通りの生協へ。私の運転と駐車があまりに下手なため軽度の揉めが生じた。トマトときゅうりが高くて買えず。コープの野菜ドレッシング(とてもおいしい)、たまご、タカラのハイボール買う。

 帰宅し夕飯の支度。私は調味の才能を著しく欠くのだが、これまで茹でたり焼いたりした食材に塩を振ったのばかり作って食ってきたんだから致し方ない。自撮りしてる暇があるなら物を書いた方がいい。きのうの糀にんにく鍋の残り、厚揚げ豆腐、ほっけの醤油漬けの焼いたの、鶏ささみと水菜と豆苗と大根のサラダ。17時過ぎに家を出る前に冷凍庫で冷やしておいたグリーンラベルは凍っておりプルタブを上げると泡が噴き出してきた。慌てて流しへ駆けふたりして泡を啜る。グリーンラベルが溶けるのを待つ間、ほしさんがコップに製氷皿で作った氷を入れてくれ、タカラのハイボール飲む。

 Jorja Smithという97年生まれのイギリスのラッパーを知る。芸術という日本語がありながらなぜあえてアートという言葉を使う人がいるんだろう。除排雪のブルドーザーで家が揺れてる。アパートに暮らしていたらこんなにも戸建ての家、建てませんかのチラシが投函されるものなのだな。

直角に折れる

 

 2月9日木曜日。

 【要注意】こんな人とは関わらない方がいい!10選、みたいなのにもれなく当てはまっている。全裸で寝たら風邪を引き4日間くらい寝込んでいた。『世界は贈与でできている 資本主義の「すきま」を埋める倫理学 / 近内悠太』(ニューズピック)読む。シャワーも浴びず自身の不潔さに卒倒しそうになりながら布団の中で。金沢小学校通りのツルハドラッグで買ったファブリーズを『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』のラストシーン、火炎放射器で生きた人間を焼き殺してるレオナルド・ディカプリオに自分の姿を重ねつつ高笑いしながら噴射しまくった。ほしさんが作ってくれた具沢山のうどんや雑炊などうまくて栄養のあるものを食って寝たら治った。今日私が作った野菜炒めは不味かった。モランボンの素で作った不味いはずが無い鍋(糀にんにく味)も用意しておいて本当に良かった。「商工会議所へ赴く自営業のお父さん」という私のケンドリック・ラマ―像を払拭するために聞いたFrying Lotusの『Never Catch Me (feat.Kendrick Lamar)』がかっこよかった。いま飲んでるスコールで買った安い日本酒は「粗悪だ」という。自分のことにまったく関心が無いから鼻が詰まってるとか全然、気にしたこと無かった。うまいものを食ってうまいと思っている自分が腹立たしかった。与えるだけの人になりたくない、と高校生の頃からmei hiranoは気づいてた。旭町地下道の一時停止の角を直角に折れることをいつも「おかしい、変だ」と指摘されている。内田裕也樹木希林目指そう。私はすでに受け取ったから差出人となる。

ティラミスと山椒

 

 1月14日土曜日。

 「明らかに自分の身体ではないものを操縦する違和感」と、車の運転について、高校生の頃に出会った友人が話していた、ような気がする。徒歩は究極の身体性を伴った移動の方法で、故に心地よく、次いで自転車、と私は位置付けている。▷本谷由希子原作『生きてるだけで、愛』の劇中に「あたしと別れられて、いいなあ。」というような台詞があって、私はその場面を時折思い出す。▷今日、かれんちゃんと話をして、このどうしようもない私を操縦することができるのは私しかいないのだということに思い至った。歩くことを苦痛と感じない人間は、その人生を生き抜くことのできる人間に違いない。私は最後まで私と別れようとはしないだろう、と。

過不足あって過不足ない人間だ、

 

 1月12日木曜日。

 おとといカレーを煮ていたら、認知症だった祖父が台所でカレールーを口に入れ咽せていたあの光景を思い出した。11日は祖父の誕生日であり命日だった。自分がその前日にカレールーを手にしていたことは偶然に過ぎないのだけど、過ぎない偶然というものはそのように蔑ろにされていいものなんだろうか? そうであるからこそ、そのとりとめのなさと意味性が爆発して強烈な印象を個人の内に残して去るのだろうけど。繊細な人間と言われてうれしくない。偶然の連なりが自分を形成しているのだとしたら。いいや、意思はある。それなら。すべてはうまくいくという楽観主義が報われるといいね? そう自身に思う。努力の足りなさを指摘されたことが過去に何度もある。それで口をつぐんでいたら、本当に何も言えない人間になってしまった。君だって寂しさを感じたことがあるだろう。もしそれが知らない感情なら、誰かが与えてくれる時を待つことしかできない。しかし与えられるだけの人間にはなりたくないということも君は理解している。だから君の苦しみは健全なのだ。何も排除するな、何者からも認められない時こそ、君が君を認めるというその判断に光る唯一の価値があるのだ。触ると冷たい炎でいてまるで人生をからかうようにして。過不足あって過不足ない人間だ、君が君であるようにして私も。

身を削る

 

 1月2日月曜日。休日。

 31日と1日は実家(車で10分ほどの距離にある)に帰る。

 31日は家族と過ごす。毎年スニーカーで冬を越していたのだが今年ようやく冬用の靴を買った。父が推薦する東京靴流通センター。店員に「防水スプレーはお持ちですか」と尋ねられ、持ってないけど「あります、だいじょぶです」と嘘をついた。その後やはり防水スプレーは必須だろうと思い直し、レジ横に積まれたそれを見つめていると「あったほうがいいですよ」と諭されて1本買った。夕飯はユニバースの寿司と父が会社のくじ引きでもらってきた日本酒。年が明ける直前まで居間の机に突っ伏して眠る。目が覚めると紅白歌合戦玉置浩二が歌ってた。玉置浩二が歌ってたから目が覚めたのかもしれない。3時頃就寝。

 1日。15時頃浪館通りのハッピードラッグで阿弥と待ち合わせ。長くてでかいマフラーかわいい。久須志神社で初詣。今年はお賽銭マウントを取ってこなかった阿弥(2022年1月1日の日記参照)は賽銭箱の縁に小銭を命中させその辺に賽銭を撒き散らしていた。鈴を鳴らすタイミングがいまいちわからず。とりあえず二礼・二拍手・一礼しておけばいだろ、と神様を舐め腐った態度で幕を開ける。その後引いたお御籤は二人とも大吉だった。ここの神様は我々を甘やかしすぎている。今年の阿弥は「神と一体」となっているらしいので逆らわないようにしたい。

 新町通りで門松採集をしながら歩いて阿弥のマンションへ。YouTubeで2022年の競馬のレースを振り返る。終盤の追い上げが凄まじいゴールデンシップの走りに感銘を受けた。「ソダシが一着だなんて初めから思ってなかった!」。マイルCS有馬記念も勝った阿弥。初めてUber Eatsのアプリをインストールして注文する。配達を待つ間に書初め。「高安」「若隆景」「栄光に向かってGO」の3枚をしたためた。阿弥は「ジェラルディーナ」「メイショウミモザ」「ぷっちょ」の3枚。ローストビーフ丼、ヤンニョムチキン、ヤムヤムポテト、アサヒのマルエフ、ほろよいの白いサワー。ほしさんに書初めの写真を送ると「髙安の髙はハシゴじゃない?」と返信があった。たしかに。10時頃帰宅。

 2日。11時頃ほしさんが迎えに来てくれた。ほしさんがトランクの戸を閉めようとした際に額に傷を負って新年早々開眼していた。浪館通りのローソンで中川さんに会う。「よいお年を!」と言い手を振って別れる。帰宅し、箱根駅伝を眺めながら三浦さんからもらったチキンラーメン食べる。かれんちゃんとまさしさんから年賀状が届いていた。かれんちゃんに年賀状書いた後だらだらして過ごす。「白湯が飲みたい!」と大声を発していたらチャイムが鳴りヤマト運輸の人がグリーンラベルを1ケース持ってきてくれた。『女の園の星 / 和山やま』3巻とてもおもしろい。16時頃ひとりで出、スコールとカブセンターですき焼きの買い出し。帰宅してからうどんを買い忘れたことに気がつき膝から崩れ落ちる。ほしさんがうどんを買いに出て行ったので冷蔵庫に余っていたれんこんとにんじんできんぴらを作る。スライサーで親指を深く切り血が止まらなくなった。越してきてからした怪我で400ml献血できるんじゃないかと思う。「2023年の目標は、身だしなみ」と盛さんに誓いマニキュアを塗った親指の爪も切れた。身を削るって比喩でなくこういうことなのだ、そうでもしなきゃわからないことがこの世には多いですからな、と親指を強く握りしめて止血。夕飯はほしさんが実家からもらってきた肉のおがさわらのうまい肉とグリーンラベル、三浦さんからもらった尾瀬の雪どけ