水曜日。
仕事。昼休み、外へ出てHさんと八甲田丸を見ながら飯。自分はスイートブール食べる。パン工場の夜勤、0時を過ぎるとベルトコンベアから流れてくる丸くてでかい生地。アズミ・ハルコもナルト・ネリネリも行方不明。秋田北観光バス2台。店が連なってるやたら暗い路地みたいなとこを通り抜ける。「禁煙」の文字の前に吸い殻の詰まったペットボトル。駅前の信号のところに腐った果物が昨日からあり、落ちているというよりは意図的に置かれてあるという感じがするのだ。小説みたいと思ったのはどう考えても梶井基次郎の『檸檬』のせいだけど。
16時過ぎ終える。納税、納税、納税とつぶやきながら新町通りのローソンへ。納税。住民税23,600円。逆だろ。青森市が私に払え。
17時前帰宅。今が最高とか思ってない。そんなことわかっていて生きていかなければならない。諦念みたいなので首吊って死ぬほど自分は馬鹿じゃない。気持ちはちょっとわかる。太宰治の全集は持ってるけど全部は読んでない。「ただ、いっさいは過ぎていきます。」とかそういうのは好き。それだけでしかない。悲しい。
