2022-01-12 星の時 日記 水曜日。暴風雪警報。 『星の時 / クラリッセ・リスペクトル 福嶋伸洋=訳』河出書房新社 読み終えた。これからも読み返すようにしたい。とても印象に残る文章だった。 死とは、自分と出会うことだ。横たわって死んでいる彼女は、死んだ馬みたいに大きかった。いちばんいいのは、やはりこうだろう—死なないこと。なぜなら死ぬだけではじゅうぶんじゃないから。多くを必要としているぼくを、死は満たしはしない。 ふと思った。弟の名前が「すたみな太郎」じゃなくてよかった。