生きてるだけで、ワーイ

鳴門煉煉(naruto_nerineri)の日記

糖質を気にしている

 

 9月2日金曜日。

 16時過ぎ終えて成田本店しんまち店へ。2階で酸ヶ湯の2万5000分の1地形図、スティックのり買う。

 商工会議所下のセブンイレブンへ。地形図を折りたたんで北東部、大岳周辺の部分をコピーする。酸ヶ湯温泉のそばに位置する鳥居から東へゆるやかな針葉樹林帯を行き、大岳の西側にある三角点(標高1,584m)を通過して井戸岳の裾を西へ行く毛無岱への登山道は描かれたままになっているが現在はどうか。

 糖質を50%以下に抑えたワッフルが売られているのを見つける。ドトールのベルギーワッフル(うるわしい)を思いながら手にしてレジへ。

 店員に「あの……肉まんが明日まで100円なんですけど……おひとついかがですかっ」と申し訳なさそうに声をかけられる。蒸し器の中を覗くとしわしわになった肉まんとピザまんがひしめいていた。じゃあ肉まんひとつください、とお願いすると「ありがとうございますっ!糖質を気にしているのにすみませんっ!」と言われて恥ずかしかった。

 17時頃帰宅。肉まんおいしい。

 岩波文庫の『宣言 / 有島武郎』くらいの厚さの文庫本ノート(この比喩を気に入っている)に、『初夏を跨ぐデッサン』『Memoirsのための習作』『夜ぎらいのエスキス』『同期する唇』『ノイズが透明』『激情』『洞窟や海原とよく似た』『手を握る』『Apathy(無感動)への抵抗』『不可解な明るさ』の十編を収めた。同時に多数の場所に存在することのできない、人間的な、あまりに人間的な本になってしまった。しかし人間、この非人間的なもの。

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