生きてるだけで、ワーイ

鳴門煉煉(naruto_nerineri)の日記

桃の崩れ

 

 8月18日木曜日。休み。

 仏壇から下ろした桃を剥く。熟れ過ぎており指先で持つと崩れた。

 洗濯。弟の衣類だけは分けて洗っているため両親のと自分のとで3人分。洗濯槽を覗きこむと嵩が低く洗濯機を回すのをためらう。しかし溜めたくもないので洗う必要のないタオルやら何やらをぶち込んだ。

 8時半過ぎ、家に車を停めて出るほしさんを見送る。強い雨。本当は私が運転して送ってあげたいのだがなんせデッド・オア・アライブ・オア・ドライブなもんで。

 洗濯物を干し、コーヒーを飲みたいと父が言うのでいれる。部屋に入り『対訳ポー詩集 加島祥造編』を声に出して読んだ。ヘレン・ホイットマンに。

 東奥日報の占いのことで母親と喧嘩した。ぜんぜん当たらない、と漏らす母に「占いってのはな、当たるか当たらないかじゃないんだよ、それを受けて行動を改めるかどうかなんだよ」と言った。

 14時過ぎ、勤めを終えたほしさんが帰ってくる。足元がひどく濡れていた。車出してもらい浜館のガストへ。ドリンクバーとソフトクリーム。ほしさんはチーズケーキ。宮川大輔みたいな青い法被を着た猫型ロボットが料理を運んできた。裸足のほしさんの代わりにコーヒーを取りに行く。ガストのフリーWi-Fiを繋いでパソコン見ながら話す。

 雨やまず。環状線へ出てブックスモアへ。BRUTUSの棚特集もPOPEYEの部屋がなんとかの号もなかった。踏み台に腰を下ろし、雨の強く打ちつける窓を向いて本を読む人。文芸書のフェア台に「紙の本ランキング」という掲示がされてあった。

 環状線から道を誤ることなく浪館へ出る。家まで送ってもらった。ほしさんにはしょっちゅう会ってはいるのだけど今日会えたことがとてもうれしかった。18時頃帰宅。

 夜、味の素の冷凍ギョーザ、大根サラダ。グリーンラベル。

青森ペンクラブ会誌『北の邊』第25号に「手を握ること」という文章を載せていただいております。ありがとうございます。
どこかで見かけましたら会員の皆さまの作品とあわせてお読みいただけますと幸い、ワーイに存じます

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