8月10日水曜日。
仕事。盛さんに「煉さんはいつもポジティブできらきらしていてうらやましいです」と言われたから「でしょう」と答えた。ここで私が何を言っても明るく響くので果てしないな、と思った。
18時終える。田島貴男さながらの小躍りで新町を行きドトールへ。アメリカンのS、うるわしのベルギーワッフル。着席した瞬間、心にモンゴルの大草原を吹き渡る青色の風と白い馬が見えた。『若い読者のための文学史』第5章まで読む。8月20日までに読み終わる気がしない。ワッフルも食べきれず3分の1を持ち帰った(こんなの初めて)。
19時過ぎ出る。雨は上がっている。宙を這う蜘蛛の脚が街灯に照らされて金色に見えた。
19時半頃帰宅。自分がこれまでに作った紙を読み返し、書いていた自分に励まされた。今日からまた紙を作り始めた。