生きてるだけで、ワーイ

鳴門煉煉(naruto_nerineri)の日記

君ってだれ? 君と見ている同じ景色って?

 

 7月3日日曜日。

 勤め。かなり退屈だった。昼、駅前の吉野家で牛麦とろ丼並盛。602円。

 終えて中央古川通りの出口から出るとほしさんの車があった。だいぶ待たせたので吉慶(きっちゅん)の点心くらい蒸されていた。申し訳ない。新青森駅の30分駐車無料を利用して1階の土産屋などを見る。1杯100円で日本酒の試飲ができる自販機は故障したままだった。

 浪館通りのハッピードラッグまで送ってもらって別れる。グリーンラベルと氷結ゼロのレモン買い、グリーンラベル飲みながら歩く。小さな女の子がすれ違いざまにこちらを不思議そうな顔で見つめていたので微笑みで返してみたら目をそらされた。

 あいいくプラッツ。西日を背にして長く伸びる影を見つめ「矢沢あいの作画」と思いながら楽しんだ。

 西滝川を北へ。ぬるさに顔をしかめながら飲み干したグリーンラベルの缶を潰したらポケットに入らなくなったので元に戻してから再びポケットに入れる。鱗雲か羊雲か鰯雲かよくわからないが秋の空。青い実(NHKのアナウンサーではない)のなっている大きな木があり、食ってもいいやつだったらひとつむしり取って食うかと思ったがどうやら食えそうにないやつだった。散歩中の柴犬と柴犬が発情し合っていた。ずっとまっすぐ歩いていると沖館川に差し掛かる。貨物列車と奥羽本線が行き過ぎた。このまま海まで歩くのは演じすぎているような感じがするから引き返す。海の方角に背を向けて歩き出し、振り向いて見たらもう景色が変わっている、そういうことに自分は胸が苦しくなって、諦めの悪さを思い知る。あの細い月は今夜じゅう形を変えずにある。砂利道の脇に転がっている枯葉が葉の死体に見えて痛む胸が無い。目に羽虫が入れば虫の命よりもまず先に自身の目の不快なことを解決しようとする。桃の皮の色ように空が淡く燃えていた。川沿いに家を建てて暮らす人が庭でじゃがいもを掘っていた。

 19時過ぎ帰宅。ペンクラブの会報が届いており、自分の作品についても触れられていた。「君ってだれ? 君と見ている同じ景色って?」