生きてるだけで、ワーイ

鳴門煉煉(naruto_nerineri)の日記

要注意

 

 水曜日。

 窓口に癖のあるおじいちゃんがきた。書類には「要注意」と赤いペンで書かれた付箋が貼ってあった。私は「要注意」という付箋を貼る側の人間にだけはなりたくない。

 終え、新町通りドトールで『ドライブ・マイ・カー』読む自分が恥ずかしい。べつにおもしろくない。ブレンドのM、ワッフル。

 勤めを終えたHさんくる。仕事の感じなど話す。スプートニクの恋人。私はノルウェイの森しか読んだことない。村上春樹の書くセックスによさを感じないけどこのことを誰にも話したことはない。

 帳場の奥から明かりが漏れる閉店後のらせん堂の前を通って国道へ出る。デイリーでバスカードを買うHさん。「切手じゃん」と呟いていた。

 消防署を山手へ折れ八甲通り。路地の向こうに見えた長島小学校のほうへなんとなく歩く。酒が美味くなる、二日酔いしなくなる、他にも何かあった気がするけど忘れた。

 別れて18時半もぐらや。尿(いばり)から湯気が上がっておもしろかった。熊谷さんの責任で生ビール飲みながら待つ。

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 19時前三浦さんくる。人を待つという楽しみを俺から奪うな、と叱られた。「名前のない人になりたい」。ガラスコワレマシタラ。にぼそば、からあげ、カブの漬物、ホタルイカの醤油漬。日本酒2杯飲んだけど何の銘柄だったか忘れた。おいしい。俺の好きな酒を置け。風の歌を聴け、よりいい。からあげ3個持たせてもらった。

 だいぶ酔って出る。三浦さんが「見ろ、ワッフル落ちてる」と言う。雪道についたタイヤの跡。千鳥足で滑りながら。

 笑和へ。中継で安住アナが「青森へ行ったら絶対笑和に寄ります」とワイプで言ってる場面の録画を見せてもらう。なんかの日本酒。おいしい。何を話したかまったく覚えていない。おにぎり3個持たせてもらった。

 22時過ぎ出る。国道でタクシーとめて三浦さんを詰め込む。楽しかった。

 帰り道でHさんに電話したけど何を話したのかまったく覚えていない。雪の壁に頭を打ちつけながら帰宅。りんご娘全員卒業の知らせ。