生きてるだけで、ワーイ

鳴門煉煉(naruto_nerineri)の日記

きっかけ

 

 雨。父に車で送ってもらう。

 パン屋。暑くないっすか、とバイトのOさんがニットの袖を二の腕まで捲り上げていた。「体温が赤ちゃんと同じくらい熱いっす、赤ちゃんはフォカッチャと同じくらい熱いっす」

 18時頃終える。平和公園通りから国道まで出、NTTのバス停へ。私は決して歩きたくないのではない。目的物を待つ、目的地まで運ばれる、ということをしたかったのだ—と自分に言い聞かせて20分くらいバスを待つ。この間におそらく駅まで歩けたと思うが。久々にバスに乗る。宇多田ヒカル。新町1丁目で降車、160円。やはり運賃の支払いに手間取る。

 19時にガストの前でAと待ち合わせ。中学の同級生。いつもはドリンクバーでドクターペッパーばかり飲んでいるが今日はビール。すかいらーく印の柿の種。仕事のこと、勉強のこと、Aの恋人のことなど。「仕事辞めたら日本1周してきなよ、そしたら鳥取砂丘の回だけ呼んで、ラクダに乗りたいから」

 近くに座っていた若い女性たちが、自分とAの笑い方を「あの人たちの笑い方、変」と話していたらしい。Aとはもう10年以上もこの笑い方で話している。Aが「どうしてうちらが仲良くなったかいまだに覚えてるんだよね」と言った。自分はすっかり忘れているので尋ねると「入学してすぐ、給食の時間にお昼の放送でお経みたいな音楽が流れたんだよね。それを聞いて2人とも「下ヨシ子先生みたい……」ってなったのが、最初」

 21時頃出る。浪館通りを歩きながらずっと話し、スーパーふじわらの前で別れる。楽しかった。