生きてるだけで、ワーイ

鳴門煉煉(naruto_nerineri)の日記

キセル

 

 晴れ。パン屋休み。新しい洗濯機で洗濯。

 12時前歩いて出る。浪館通りのローソンでHさんと待ち合わせ。代車。お腹空いたのでなんか買ってきてもいいですか、と聞くと白い目で見られたので手加減して「飲む」ヨーグルトにしとく。ベンさんのためにモルカーの一番くじを引くHさん。B賞の刺繍缶バッジ。

 Hさんが30枚くらい持ってきたCD聴きながらドライブ。秋晴れ。シュガー・ベイブ。途中浪岡のスタンドでガソリン入れ、ローソンで受動喫煙。暑くて上着を脱ぐ。信号に引っかかり、ちょうど「ONE OK ROCK」の塀のあたりで減速したのがおもしろかった。薬漬けでどんどん痩せていき死んでしまったイギリスの女性歌手、君島大空。

 13時頃弘前へ。中三に車停める。Hさんのダウンジャケットは胸のあたりにカンガルーみたいに大きなポケットがついていてかわいい。

 かくみ小路を入ってまわりみち文庫へ。Hさんはこないだ来たそうなので外で待ってる、と。奈良さん。会えてうれしい。退職にあたって心強い助言をいただく。今月の文學界で堂園昌彦が紹介していた『うろん紀行 / わかしょ文庫』買う。わかしょ文庫の『ランバダvol.1』は、以前范鮑さんに教えてもらって読んだ。

 近くにある喫茶店ルビアンへ。ナポリタン。世の中にはこんなにおいしいものがあるのか—と感動した。焦げた鍋の味がしておいしい。Hさんに「何で笑ってるんですか」と言われた。べつに笑ってるつもりはないのだが。

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 タモリ井上陽水モカマタリ。奈良さんに言われたとおり読書には適さない薄暗い店内で『広い世界と2や8や7 / 永井祐』を読むHさん。

 14時半頃出る。Hさんの友達は今沖縄で五分丈で過ごしているらしい。中三のジュンク堂へ。それぞれ見る。法律の本の棚を眺めているところを見つかって恥ずかしかった。エレベーターに乗る前、Hさんが小さな声で「……裁判?」と言った。

 車で出る。しゃぶ葉(しゃぶ・よう)という名前のしゃぶしゃぶチェーン店に物申すHさん。シャブ場、よりはいい。やたら車屋の立ち並ぶ通り。

 15時頃弘前市運動公園へ。スポーツ橋、という安直な名前の橋。葛飾北斎かと思ったら、はるか夢球場だった。写真撮る。

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 公園内を散歩する。気持ちいい。落ち葉を竹箒で片付ける女性。枝にしがみついてる赤い葉が西日に照らされている。秋の終わりは冬の始まりと異なる。白樺の切り株があり駆け寄る。

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 遅れてテニスコートにやってきた大学生らしき女性を見たHさんが「あの人は何で練習に遅れたんだろう、あ、バイトだったのかな、いいな!」とひとりで大きな声を出していた。

 16時半頃車屋に代車を返す。Hさんが戻ってきた車を運転しながら「うわあ、何これ、軽い!」と叫んでいて怖かった。

 近くのローソンで受動喫煙岩木山と同じ高さの松の木が描かれた土手の階段。遠近法、と教えてもらった。Hさんが煙草を吸ってる間にローソンの周りを一周する。bonobos、埋火。

 キセルを聴きながら浪岡へ。夢、近未来。眠くなる。Hさんが「ミラーに映ってる後ろの空きれいですよ」とつぶやく。言い表せない。

 17時10分頃浪岡駅。じゃ、と言い合って別れる。楽しかった。17時13分の電車に走る。券売機は時間外のため使えず、切符を買わずに乗る。無人駅の仕組みがよくわからない。キセル乗車、か……と感慨に耽りつつ、罪を犯したかもしれない恐怖に震えていると、車両内を歩いていた乗務員に声をかけそびれた。天を仰ぐ。

 17時44分青森駅。降りて反対側のホームに四季島が停車していた。有人改札で「浪岡から来ました」と伝えると「420円です」と言われて精算が済んだ。

 18時過ぎ帰宅。