生きてるだけで、ワーイ

鳴門煉煉(naruto_nerineri)の日記

10011

 

 雨。パン屋休み。昨日の日記を3割くらい書き電車の時間に遅れそうになる。「誕生日おめでとう!悪いが洗濯しといてくれ」と弟にLINEして出る。

 9時10分頃青森駅。駅ビルの1階にあるパン屋であんぱんと豆のパン買う。駅が新しくなってから青い森鉄道に乗るのは初めて。ホームの自販機で水買い9時24分発の八戸行に乗る。

 小柳で降りる。無人駅のため1輌目の先頭のドアしか開かず、2輌目の後方から移動するのがやけに遠く感じる。

 雨はやんでいた。ホーム降りて地下道を抜け、あんぱん食べながら歩く。霧の向こうに濃く見える山々。

 10時から美容院。髪染めてもらってる間に平出さんからいただいた『夜のでかい川』読んでるとアシスタントの美容師Kiちゃんから「それって小説ですか?」と聞かれる。詞書が長すぎてそう見えたのかもしれない。これは短歌の本です、と言う。カット、パーマ、カラー、トリートメント全部やってもらって4時間くらいかかった。切る人も切られる人も疲れるこれはいったい何なのか。家から遠すぎるのでここに来るのは今日で最後にしようと思ってたのだがまたポイントが貯まってしまった。貯まりすぎだろ、と悪態つきながら出る。仕上がりを気に入ってはいる。

 小柳駅へ。待合室で本を読む60代くらいの女性。豆のパン食べながら夜のでかい川を読む。

 14時51分青森駅。市役所に寄って印鑑登録する。弟の奨学金かなんかの保証人として実印が必要らしい。

 理由なく憂鬱。駅前の広場から飛立つ鳩の群れ。笑って生きていくためにどれほどの笑いとかけ離れた時間が必要か。

 浪館通り。木浪学園の学生とすれ違う。「アメリカにはホストっていうものは存在しないんだって」焼きそば屋の前のベンチに座って瓶ラムネ飲みながら咳き込むおじいさん。理容室レオンのある交差点で止まらずに直進してきたフォルクスワーゲンのなんか丸っこい水色の車。蹴りたい。

 16時頃帰宅。部屋のパソコンで昨日の日記書き終え、疲れてベッドで19時半まで寝る。父が置いていったらしい、よくわからないMDが枕元に5枚。

 母がなかえがわで買ってきた誕生日ケーキ食べる弟。今日で19歳。

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