生きてるだけで、ワーイ

鳴門煉煉(naruto_nerineri)の日記

ベーコンエピ

 

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 パン屋休み。きのう1時過ぎに就寝し、けさ5時半ごろ目覚めるもふたたび眠る。これは単なる二度寝でなく現時点で明らかに不足している睡眠時間を考慮してのことだから誰も私を咎めることはできない、と言い聞かせる。いったい誰に。休日の眠りすぎは大罪。

 7時半に弟の部屋で鳴ってる目覚まし時計の音で起きる。ちょっと長く眠りすぎた。弟は起きない。カーテンを開けても暗いのでむかついた。雪。

 先週伯母からもらった賞味期限切れの豆でコーヒーをいれて2杯飲む。28ミリ厚の食パン1枚。もっと薄く切ればよかった。ほいど。

 しばらくFM青森かけながら部屋。124年ぶりとなる2月2日の節分についての説明があったがちょっと何言ってるかわからなかった。いろいろと片付けていると2015年に渋谷のイメージフォーラムで見たシュヴァンクマイエル映画祭の紙が出てきたので壁に貼っとく。まともに覚えていないのだが『庭園』という短編だけは印象に残っている。カビとかしみとかを隠すため、湿気の多い北側の壁は映画の広告で埋めつくされつつある。そういえば昨年の東奥文学賞の受賞作は『北側の壁』だった。あれは外壁のことだけども。部屋の散らかってた箇所が片付いたのでよかった。

 よさだけがある机の上でひさしぶりに版画をやる。伝説のおしり以来。ずっとやりたいと思っていたベーコンエピを板木にクレヨンで下書き、彫り、摺り。自分ではいい出来と思う。おしりほどの感動はないにせよ。自分も板極道を切り拓きたい。

 14時過ぎ、きのう店でもらったまかないパン食べる。このところ店長は低温調理に凝っているらしく、どう見ても生だが「ちゃんと火は通ってる」という肉の挟まったパン。

 またコーヒーいれて飲みながら3時間くらいパソコンに向かう。まあまあはかどった。小説みたいなの。

 Tさんから生存確認の連絡がくる。元気なのでなんか申し訳ない。ツイッターで「生きてるだけで、ワーイ」とか言ってたのがとつぜん消滅したらたしかに不穏ではある。

 味の染みてないフレンチトーストについて弟と論争。味が染みてないがおいしい食べ物の例として弟が「チョコバット」とか言ってやがったが自分はあれをくそ駄菓子と思っている。

 寒気。昼に食べたあれはやはり生肉だったのだろうかと案じていると母に「裸で版画なんか彫ってるからだ」と言われる。心外。ヒートテックのことを裸と言うのはどうなのか。コーヒーを飲みすぎたのがいけなかったか、具合悪くなり3時間ほど横になってたらなおった。外を除雪車がものすごい勢いで走っており、家が縦にも横にも揺れている。

 献血どころか一歩も家の外に出なかった。明日は献血にいきたい。

 

 日記を書こうとするとやはり宮本さんの『いつまでも生きていたい日記』の文体を意識してしまう。自分の書く日記はその足元にも及ばないものなのだけれど。書くのはむずかしい。