生きてるだけで、ワーイ

鳴門煉煉(naruto_nerineri)の日記

2022-04-01から1ヶ月間の記事一覧

水切りの朝練

4月30日土曜日。ほしさんと港へ行った。岩場を降り、海に向かって石を投げた。ほしさんが投げた石は遠くまで跳ねていった。自分が投げたのは鈍い音を立てて浅瀬に沈んでいった。そうして遊んでいたらiPhoneをどこかに落とした。別にこのまま見当たらなくても…

詩が多様に喚起する

4月28日木曜日。わが猶予期間。鎮守の森に程近い神酒店で八仙の黒ラベル買った。右手で自転車の首根を掴んで左手に四合瓶。久須志の青い夕景が映える。甘辛く味付けした玉こんにゃくがあれば人生なおよろし、と思った。酔い、「野良猫のように逞しき人生を!…

4月26日火曜日。16時56分新町通りのドトールにてこれを書いてる。外はたぶん雨が降り始めたんだと思う。通りを行く人が早歩きをしている。今自分の生きている人生が自分にとって何度目のものであるかを疑うことから始めれば、今が何度目の人生であるかなんて…

砂浴び

4月24日日曜日。朝6時半からのNHK俳句が日曜の楽しみで第4週の選者は堀本裕樹だった。「中八はだめ」「中七を崩すな」ってしきりに母が言っていた。 ヒヤシンス買う 二人掛けのソファ買う という句が選ばれていて私はいいと思った。こういうときは、上七-中…

傷入りの瞼

4月23日土曜日。17時過ぎ新町通りのドトールに入った。照明の角度が気に入らないなー、と思い店内を見回したら背後から差す西日だったから沈むのを待った。変な人だと言われてる。どうせ街には変な人しかいないのだから堂々と歩くことができる。恋人に会いた…

西滝川

4月21日木曜日。開きすぎた白い花を見ると気分が沈んでくる。笑っているように見えなくもないのになー、と思った。帰り道、西の空が桜色だった。西滝川の橋のそばに桜の木が一本だけあった気がするのだけどなかった。佐藤酒店の自販機の前にごみ箱置いてなか…

春その短さ

4月20日水曜日。感傷が流行ってるのか、と思った。で、私の頭はやたら重い。さすがに空洞ではないと思うけど、脳の質量ではなくて昨日の酒がもたらした何かしら。それでも早起きしてラジオ体操。無駄なことをしようと思い古川の歩道橋を歩いた。サクレ(氷菓…

ずっと夢を見て幸せだったな

4月18日月曜日。昼食について頭を悩ますのが嫌なので毎日商工会議所下のセブンイレブンでコロッケパンを買ってるのだけど今日はコロッケパン売ってなかった。そこに陳列された空白が自分に思考を強制した。のだな〜、と思った。3秒間考えて焼きそばパンを買…

海を見に行きたがる 友達を自慢する

4月9日土曜日。4時半頃起床。顔洗って歯磨いて4時50分頃自転車で出る。右にグレーの、左に赤の手袋。気温1度とはいえ風は柔らかい。薄青い明るさの間を縫って青森港新中央埠頭へ。乾いた草が伸びている。自転車を鍵もかけずに停め岩場を駆け降りる。水面の弱…

ちくわの采配

水曜日。 16時過ぎ勤めを終えてスーパーふじわらへ。1,000円以上買うとたまごMサイズが1パック88円で買えるというのが水曜の醍醐味というもんである。かまぼこ118円とちくわ98円でさんざん迷った挙句ちくわをカゴに入れてレジへ。税込1,075円。レシートを見…

花散らす

火曜日。 繁忙期も明け、すっかり用済みなので今日から元のチームに戻って仕事するよう言われる。昼、Hさんと外で昼飯食べる。日差しがあたたかい。今日の海は濁っていた。擬似流木のある砂浜、海辺を歩く人たちも増えてきた。セブンイレブンのコロッケパン…

ドトールでケーキ

月曜日。 能町みね子のドトールツイート。氏はドトールのケーキが好きらしい。自分はもっぱらベルギーワッフル。文筆で金を得るまでドトールでケーキは食わないと決めた。

現代詩の胸ぐらを掴む

日曜日。 25歳の誕生日。4月3日というのは晴れるものだと相場が決まっている。やはり今年もそう。 11時に浪館通りのローソンでHさんと待ち合わせ。誕生日なんでしゃれた靴でも履くかね、と思いしゃれた靴を履いて外に出る。あたたかい。二、三歩歩き、こりゃ…

プレミアムモルツ

土曜日。 土曜日なのに出勤。公務員としての旨味がゼロ。休日は白目と黒目を入れ替えて出勤することで皆を戦慄させ「鳴門さんは土日出なくていいよ~」と言わせたい。振替休日のない休日出勤のことを「出金」といい、これは「でかね」と読むそうなのだけどこ…

25円

金曜日。 昼、しとぎ餅が食いたすぎる、と思って財布の中を見たら25円しか入ってなかった。しとぎ餅は1個100円なので4分の1なら買えたけど買わなかった。 16時過ぎ終える。空の裾が赤いのが見えたので自転車を降り、あすなろ橋を歩いて渡る。白鳥の群れがV字…